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パン作りにおいてパン生地は「生き物」とよく言われますが、その生地の性格は単純に言えば「わがまま!」です。

そんなパンと付き合うには、まずレシピからみて作るパンの性格を判断します。次に作りはじめたら、どんなパンに焼き上がりたいかを尋ねていきます。そしてそのなりたいパンが自分の焼き上がってほしいパンになってくれるよう、精一杯の愛情を注ぎこみ手間を惜しまず、お付き合いをしていきます。

NABERまとめより引用

NABERまとめより引用

パンの性格

  • ハード        気難し屋(機嫌を損ねると、絶対言うことを聞いてくれない!)
  • デニッシュ、     泣き虫(些細なことでもいじけて、すぐしょんぼりしてしまう!)
  • 菓子パン、      大雑把(人当たりはよいが、八方美人でだれにでも甘い!)
  • 食パン        猪突猛進型(走り出したら、もう止まらない!)

とまあ血液型占いのように4タイプにわけると、こんな感じになります。

いろいろな性格のパンを作るから当然、気疲れもします。しかし人付き合いと同じでこちらが相手の事を思って優しく接すればよいことで、それで親しい友人知人と毎日を過ごせたらそりゃ楽しくてしょうがないみたいなものです。

パンも同じく、自分がパンの事を思って優しくお付き合いすれば、パンが優しく微笑みを返してくれるし、とてもよい香りでお客様に幸せを与えてくれます。そんな愛情いっぱいのパンを食べたお客様は「美味しい。」ではなく「優しい味がする!」と評価もより奥深いものへと変わります。
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パンのわがままな性格はパンからすれば、自己表現が下手なだけでパンの気持ちを理解して作ってくれる人と出会えれば。優しさいっぱいの存在になってくれます。パンの優しさをお客様にお届けすべく、毎日パンと優しくお付き合いしています。

 

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